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第4回 環境マネジメントシステム(EMS)
環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)は企業活動、製品及びサービスの環境負荷の低減といった環境パフォーマンスの改善を継続的に実施するための組織の計画・体制・プロセス等をさします。
国際的な環境マネジメントシステム規格として、もっとも重要なものがISO14001です。
企業や団体等の組織が「自主的」に環境保全に関する取り組みを進めます。その際に、環境方針、目的・目標等を自ら設定します。「自主的」な取り組みであって強制ではありません。
こうした自主的な環境管理の取組状況について、客観的な立場からチェックを行うことを「環境監査」といいます。
環境省では、幅広い事業者が積極的に取り組んでいくことを期待しています。
ISO14001の基本的な構造は、PDCAサイクルと呼ばれ、
- 方針・計画(Plan)
- 実施(Do)
- 点検(Check)
- 是正・見直し(Act)
というプロセスを繰り返すことにより、環境マネジメントのレベルを継続的に改善していこうというものであり、その基本的な流れは、下の図のようになっています。

(環境省「環境マネジメントシステムのモデル」)
このサイクルの中で、有害な環境影響(環境への負荷)の低減及び有益な環境影響の増大、組織の経営改善、環境経営が期待されます。しかし、環境パフォーマンスの評価に関する具体的な取決めはなく、組織は自主的にできる範囲で評価を行うことになります。
中小企業診断士 安田 和実
[2009年6月11日 掲載]
関連リンク
連載記事
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- 第4回 環境マネジメントシステム(EMS)
- 第5回 中堅・中小企業の環境経営
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