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わかりやすいIT用語解説 [環境経営編]

第3回 ISO14001

1992年リオデジャネイロで開催された「地球サミット」(国連環境開発会議UNCED)にあわせ、世界のビジネスリーダー50人が「持続的発展のための産業界会議(BCSD)」を結成しました。このBCSDが持続的発展のために必要だとしてISO(国際標準化機構)に依頼したのが、環境マネジメントに関する国際規格の作成でした。

これを受けたISOが1996年以降制定(発行)しているのがISO規格14000番台シリーズです。その中核となっているのが14001「組織が環境に与える影響を継続的に改善するための仕組み(環境マネジメントシステム)」です。


(JISC日本工業標準調査会「環境マネジメントシステムモデル」から)

ISO14001は、2004年11月に規定の明確化とISO9001(品質マネジメントシステム規格)との両立性という原則により規格改定が行われました。
ISO14001は環境マネジメントシステムの満たすべき必須事項を定めています。関連規格であるISO14004は、ISO14001の適用にあたって組織がいかに環境マネジメントシステムを構築するか広義で詳細な事項が示された手引きであり、拘束力はありません。

日本国内ではこれらに対応し、日本工業規格JIS Q 14001、
JIS Q 14004が制定され、規格群中の他の規格もJIS化が行われています。

環境経営に積極的かつ自主的に取り組む企業姿勢をアピールするために、
ISO14001以外にも以下のような認証制度があります。

(1)エコアクション21

中小事業者等の幅広い事業者に対して、「環境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として環境省が策定したエコアクション21ガイドラインに基づく、事業者のための認証・登録制度。

(2)グリーン経営認証・取得制度

国土交通省及び財団法人交通エコロジー・モビリティ財団(エコモ財団)が、運輸関係企業における環境保全のための取組み推進のために作成したグリーン経営推進マニュアルにもとづく認証取得制度。

中小企業診断士 安田 和実
[2009年5月29日 掲載]


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