加齢臭はどこから来る?
何年か前に流行った言葉「加齢臭」覚えていらっしゃいますか。その言葉が流行った当時はにおいに気をつけてみたものの、現在はどうでしょうか?噛むと体から香りを放つというガムを試してみましたか?今日は加齢臭がなぜ起こるのか、具体的な対策も交えてお話します。
エイジングノート
加齢臭を英語で言うとエイジングノートと言います。まさしく歳を重ねた香りということです。これは歳を重ねるにつれ発する中高年に特有の体臭の事です。ご自分は関係ないと思われている貴方、男性も女性もあります。
この原因は「ノネナール」という物質です。人には皮膚の潤いを保つための皮脂を分泌する皮脂腺があり、中高年になるとその皮脂腺の中に増える物質にパルミトオレイン酸という脂肪酸と過酸化脂質があります。その二つが結びついたときに出来るニオイ物質なのです。
加齢臭を予防する
加齢臭は肉類が大好きでたばこを吸う、仕事の連続で運動不足、またストレスも多く睡眠不足などという不摂生を続けていると皮脂中にパルミトオレイン酸が増えてきます。そこへ体内の活性酸素が増加し、皮脂が酸化して「ノネナール」となるのです。
食べ物から予防する
皮脂が酸化する事によって「ノネナール」となるわけですから抗酸化作用のあるものを食べましょう。
- ビタミン類
- 細胞を再生させ抗酸化作用が特に強いのが、ビタミンCとビタミンEです。
特にビタミンCとEを一緒に摂ると抗酸化作用が高まります。- ビタミンCを多く含む食品
ブロッコリー、ほうれん草、ピーマン、トマトなどの野菜、柑橘類の果物 - ビタミンEを多く含む食品
カボチャ、さつまいもなどの野菜類、うなぎ、サンマ、マグロなどの魚類、プルーン、ブルーベリーなどの果物、ナッツ類、食物油類
- ビタミンCを多く含む食品
- ポリフェノール
- ワイン、チョコレート、ぶどうなど
お茶のカテキン、大豆のイソフラボン、ブルーベリーのアントシアニンもポリフェノールの一種です。 - カロチノイド
カロチノイドとは、緑黄色野菜や果物に含まれる色素一種で約600種類以上あり、抗酸化作用が知られています。代表的なものが、ベータカロチン、リコピンなどです。
- ベータ-カロチンチンを多く含む食品
にんじんやパセリ、ほうれん草 - リコピンを多く含む食品
トマト、すいか
- ベータ-カロチンチンを多く含む食品
生活習慣から予防する
- お酒、たばこは控える
- 酒は体内では異物として肝臓で解毒され、活性酸素を発生させます。たばこは、たばこの煙そのものに活性酸素が含まれています。またたばこ自体の臭いもあります。煙草くささが加齢臭だと思われていませんか。
- 激しい運動は控える
- 活性酸素は、普通に呼吸しているだけでも発生します。特に激しい運動をすると、急激に呼吸量がふえ、活性酸素も多く発生します。ウォーキングなどの軽い運動を長時間続けることが望ましいといえます。
- ストレスを溜めないようにする
- ストレスも活性酸素を増加させる要因となります。ストレスを受けると体内ではホルモンが分泌されますが、そのホルモン分泌の際に活性酸素が発生します。
【身だしなみに気をつけましょう】
最後に加齢臭はイメージで臭いそうだと思われてしまう部分もあります。いつも爪はきれいにし、清潔感を大切にしましょう。もちろん痰を人前ではいたりしては台無しです。防臭のデオドランド剤やサプリメントなど上手に利用しましょう。
経営コンサルタント 佐藤 史恵
[2007年5月25日 掲載]
