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忙しいあなた!日帰り手術はいかがですか??

日帰り手術とはなんでしょう。手術の当日に入院して手術を受け、その日もしくは2~3日という短い期間に退院する。これが日帰り手術です。正式には短期滞在手術と言います。治療技術や麻酔方法の進歩により、病状によっては、1日だけまたは1泊2日の入院で手術・処置が可能になりました。もちろん全ての手術が日帰りで可能になった訳ではありません。

日帰り手術はどんな病気、誰でも受けられるわけではありません。
それではどんな方が受けることができるのでしょうか?

  • 日帰り手術の対象となる病気で、医師が可能と認めた方。
  • 日常生活を支障なく行なえる方、術後の管理が自分で出来ること
  • 日帰り手術が患者さんご本人の希望であること
  • 治療に意欲があり、医療スタッフと協力して治療していける方
  • ご自宅と病院との距離や交通手段に時間的な無理のない方
  • 日帰り手術やご帰宅後の治療に、どなたかの協力が得られる方

日帰り手術のメリット

手術や入院にかかる時間が気になる方へ

忙しくて入院できない! 日帰り手術は文字通り手術を受けたその日に帰宅できるシステムです。鼠径ヘルニアや白内障は、手術翌日から仕事に戻ることが可能です。胆石症でも状態によっては翌日から仕事をされることも可能です。
日帰り手術は入院の必要がありませんので、空きベッドを待つ必要がありません。診断から手術まで短時間で対応できます。

ご自宅を離れたくないという方へ

入院に不安がある方、家が一番落ち着く方が多いのではないでしょうか。入院時は同室の方や病院のスタッフへの気苦労も有るかもしれません。日帰り手術では皆様の最も慣れ親しんだ環境「自宅」でゆっくりとご療養いただくことが可能です。「家を留守にしたら家族が困ってしまう」という方、日帰り手術はご自宅を留守にする心配がありません。

(注)病気の種類によっては翌日社会復帰や家事も可能ですが、手術の種類によっては自宅にてしばらくの安静が必要な場合もあります。医療機関へ確認することが必要です。

痛いのは苦手、手術は恐いという方へ

大きなキズが残るのは抵抗があるあなた、日帰り手術を受ける上でのメリットの一つは、体に優しい手術が受けられる事です。例えば胆石症や胆嚢ポリープ症の場合、カメラ(腹腔鏡)を用いた手術を行なうため、開腹手術に比べキズが小さく、痛みも少なく回復が早くなります。また口腔外科で行なう複数の親しらずの抜歯手術も、全身麻酔管理下で行なわれるため、痛みを感ずることも長時間大きく口をあけている辛さもありません。
このように、数週間の入院を必要としていた手術が短期間に行なえるようになったのも、医療技術の進歩により、体に与えるダメージを必要最小限に留める事が可能になったからです。

手術にかかる費用を節約したい方へ

日帰り手術の経済性は、場合によっては最大のメリットになるかも知れません。従来の手術時に支払っていた「入院管理料」 が不用になります。これらは病院の規模にもよりますが、一日あたり1万5千円程になり、従来の胆石の摘出手術を例にみますと3万円~5万円の経費節約となります。
家族の付き添いに関わる出費も必要なくなり、経済的にもお得になります。

おおまかな日帰り手術スケジュール

  1. 手術前:外来にて診療・必要検査を受けます
  2. 外来再診:医師が検査結果の評価・適応を決定し、患者の手術承諾をします
  3. コーディネーターとの面談:手術前のオリエンテーション
    (注)医療機関によっても異なりますが手術後の痛みや出血について、また帰宅後に注意しなければいけない点や不安に思う点などの説明を受けます
  4. 手術当日:手術室にて麻酔・手術
    ・当日朝、病院へ、手術室にて、麻酔・手術を受けます
  5. 回復・休養
    ・術後休養し、術後の経過を医師に診察を受けます
  6. 退院許可:結果が良好であれば退院手続きへ
    (注)身体の状態により入院の可能性もあります
  7. 退院オリエンテーション:服薬・食事指導等
  8. 術後、電話にて経過報告等
  9. 職場(学校)復帰:早い方では、手術の翌日から復帰できることもあります

医学の発達が進み最新の手術方法で行われるため、痛みが少なく、短時間で手術が済み、体への負担が少なく受けられるようになった日帰り手術です。気になる部分がある方は必要とする手術が日帰りで受けることができないか?まずは医療機関に相談してはいかがでしょうか。

経営コンサルタント 佐藤 史恵
[2006年12月27日 掲載]