Fujitsu The Possibilities are Infinite

お役立て資産運用(8)「高収益」を得たい人へのアドバイスポイント

(1) 基本理念

資産運用において高い収益性を得るためには相応のリスクが伴います。まずどの程度のリスクまで耐えられるかを考え、その結果として、運用対象が決まります。

(2) 運用対象

程度の差はあれ、高い収益性を期待する以上は、低金利の続く現状においては元本保証の預貯金などは取り敢えず対象外と考えます。以下、リスクの程度に応じて、どのような商品を選んだら良いかを考えていきます。

1. ローリスク・ローリターン
  投資信託「安定重視型」で運用
公社債投資信託、MMF、中国ファンドなど
  投資信託「利回り追求型」で運用
長期国債ファンド、短期公社債投資信託など
  転換社債で運用
債券の安全性と株式の収益性を兼ね備えており、満期時に額面金額が償還されます。
  個人向け社債で運用
預貯金に比べ、利回りが良い商品です。発行会社の格付けがポイントです。
      
2. ミドルリスク・ミドルリターン
  投資信託「値上がり益・利回り追求型」で運用
バランス型ファンド、転換社債型ファンドなど
  外貨預金で運用
  商品ファンド(90%元本確保型)で運用
      
3. ハイリスク・ハイリターン
  投資信託「値上がり追求型」で運用
国内株式型ファンド、国際株式型ファンド、インデックス型ファンドなど
  投資信託「積極値上がり益追求型」で運用
デリバティブファンドなど派生商品型のファンド
  外国投資信託で運用
  株式で運用
  他社株転換特約付き社債で運用
  外国国債で運用
  ハイ・イールド・オープンで運用
  エマージング・ファンドで運用
  ファンド・オブ・ファンズで運用

(3) ポイント

ハイリターンを狙った投資をする場合、次の点に留意して下さい。

1. あくまでも余裕資金、時間的余裕のある資金を充てること
2. 銘柄分散、地域分散、時間的分散などリスク分散を考えて投資すること
3. 世界の経済情勢を常に研究すること

そして、やはりリスクを認識・周知し、自らのリスク許容度を知ったうえで、運用対象商品を決めていくことです。

ファイナンシャルプランナー 多賀谷 優
[2004年5月 掲載]