秋といえば・・・、秋刀魚といえば・・・大根おろしの意外な効能
「大根」は中国では漢方薬として利用されるほど栄養たっぷりな食べ物です。
ビタミンC・ビタミンP(ルチン)・カルシウム・消化酵素のアミラーゼなどの栄養素が豊富ですが、「大根おろし」にすることでそれらをムダなく摂ることができ、胃腸の弱い人でも無理なく食べられるというメリットがあります。
それらの栄養素の多くは、大根の皮の部分に多く含まれるので、皮ごとおろすのが効果的です。汁には酸を中和するアルカリ性の成分が少し入っているので、できれば汁も飲んだほうがいいでしょう。
また、「ゆっくりおろす」と甘味が増し、「力強くおろす」と辛くなる…という話も聞きます。
食事のときに摂る以外に、以下のような時に薬として利用できます。
せき・たん
しぼり汁に水あめを少量加えて飲むと、せきを止めて、たんを切る効能があります。二日酔いにも即効性があるようです。
舌が痛い
舌が痛いときやただれているときは、おろした汁で1日数回うがいをするといいでしょう。
虫歯
虫歯や歯ぐきの炎症には、大根おろしを頬と歯の間にしばらくはさんでおくと痛みが和らぎます。
肩こり・打ち身
大根おろしに少量の天然塩をいれて、布などにのばして患部に貼りつけます。リウマチの痛みを和らげるのにも効果があります。
リンパ腺の腫れ
喉などのリンパ腺の腫れやおたふく風邪などにも、大根おろしをガーゼに包んで腫れた部分にあてます。
流行性角結膜炎
夏のプールなどで感染することが多く、家族一人が感染すると家族中に広がることもよくあります。なるべく新しい大根でおろしたおろし汁を脱脂綿につけて点眼したり、目を洗ったりします。すぐに炎症がとれますが、ただし、かなりしみて痛いです。
また、大根は葉にも大変栄養があり、ムダのない食材です。 毎日でも摂るように心がけたいですね。
経営コンサルタント小林 桂子
[2002年11月13日 掲載]

