Fujitsu The Possibilities are Infinite

未来技術予測

文部科学省の科学技術政策研究所が、未来技術の実現時期とその重要性を探る「技術予測調査」をまとめて発表しました。 それによりますと、花粉症やアトピー疾患は2016年には完全に克服でき、2024年にはマグニチュード7以上の地震を数日前に予測可能となるとしています。

この調査は、2000年8月から12月にかけて大学や企業の研究者を対象に実施したもので、16分野1065の技術に ついてその実現時期を聞いたものです。

【研究者が重要視している上位10課題】
順位 分野 課題 実現予測
1 海洋・地球 マグニュチュード7以上の地震の発生の有無を数日程度以前に予測できる技術が開発される 2024年
2 サービス 廃棄工業製品の処理技術が大幅に発達し、 最終処分量を現状の10分の一まで減量することを可能とするサービス業が出現する 2015年
3 資源・エネルギー 高レベル放射性廃棄物の固化体の処分技術が実用化される 2021年
4 ライフサイエンス ヒトの代表的生活習慣病である糖尿病、高血圧、動脈硬化の遺伝子群が固定される 2013年
5 情報通信 ハッカーの攻撃から個人や集団のプライバシーや機密が保護されるような信頼度が高いネットワークシステムが普及する 2010年
6 ライフサイエンス DNA塩基配列情報から新規のたんぱく質機能を推測する手法が開発される 2009年
7 ライフサイエンス ガンの転移を防ぐ有効な手段が実用化される 2017年
8 情報通信 一月2000円以下で大容量ネットワークを自由に利用できる環境が実現する 2009年
9 海洋・地球 高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全性に関する評価法が確立する 2016年
10 エレクトロニクス 10ナノメートルの最小寸法を持つLSIパターンを量産加工できる技術が実用化される 2015年

研究者が予測している技術ですので、ある程度期待をもって実現を待ちたいものです。

社会保険労務士 米田 聡美
[2001年9月6日 掲載]