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実践!ビジネス処世術

第12回 上司とうまくやるには

上司とうまくやるにはコミュニケーションが基本

「練りに練った企画を出したが、上司が全く取り合ってくれない」
「一方的に(上司が)仕事の割り振りをしてきて、スケジュールが狂ってしまった」
「仕事上のことで、自分なりの意見を述べたら、急に怒り出した」
なんて、経験を多くの方がしているかと思います。

「上司も人の子」上司とのコミュニケーションがスムーズに行かないのが当たり前のことかもしれません。しかし、それこそ、土日休日を除き毎日「顔を付き合わせる上司」と「口も聞かない」「気まずくなった」では、ストレスがたまり健康にもよくありませんし、業績にも響きかねません。上司とうまくやっていくには「コミュニケーション」が基本です。

例えば、企画書を出しても「無しのつぶて」の場合には、なぜ上司が「無しのつぶて」なのかをきちんと突き止めることです。上司の本音を探り、同時に練りに練った企画書であることを上司に伝えられれば、上司もきちんとした対応をしてくれるはずです。「自分の思いをきちんと説明し、上司にわかってもらうこと」により、企画が採用される、されないは別として納得がいくはずです。「無しのつぶて」のままにしておくのではなく、「コミュニケーション」をとることです。

自分なりの意見を述べたら急に怒り出された場合には、上司が感情的な時には、上司の話にまず耳を傾け、それから、落ち着いて質問や確認をしながら自分の言い分を明確に伝え上司の真意を引き出すことです。また、話し合いのタイミングや雰囲気も考慮に入れるのもいいかもしれません。日を改めたり、第三者に調停役として入ってもらったりする機転も必要かもしれない。

このように、衝突を避けようと妥協したり、一方的に自己主張したりした結果、問題を円満に解決できなかった場合には、「上司との対立を悪ではなく、むしろ問題解決の好機ととらえ、協調的な話し合いを通して解決する姿勢が」重要となってきます。つまり、対立的なコミュニケーションではなく協調的なコミュニケーションをはかり、きちんとした信頼関係を日頃から築いておきましょう。

経営コンサルタント 菊田 恒夫
[2006年10月12日 掲載]