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企業の「コンプライアンス経営」支援特集

「コンプライアンスの“かたちと心”」PARTII(後編)
~ コンプライアンス経営の最後の砦は「心」 ~

筆者は、コンプライアンスやコンプライアンス違反の問題を見るときには、コンプライアンスの仕組みや制度やルールなどのハード面なのか、コンプライアンスの知識教育などのソフト面なのか、それとも、一人一人の人の心や人間性などのヒューマンの面なのか?という、3つの側面、フレームワークからみていくと改善や解決の糸口を見つけやすくなるのでないかと考えている。

この3つは有機的に繋がって相互補完的な円環的構造をなしているのであるが、ある断面を切り取ったときには、いわば三層構造をなしていると考えている。つまり、根底の基礎部分にハードがあり、その上にソフト部分がのっかっていて、さらに、その上に、ヒューマンがのっかっているのである。

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「コンプライアンスの“かたちと心”」PARTII (前編)
~ コンプライアンス経営の徹底を目指して ~

2006年に「コンプライアンスの“かたちと心”」というコンプライアンスの入門篇的コラムを寄稿させていただいたが、それから今日現在に至るまでも、数多くの企業不祥事やコンプライアンス違反が発生し、メディア等に頻繁に取り上げられてきた。
破綻という最悪の結果を迎えてしまった企業では、当然のことながら、そこで一生懸命働いていた多くの従業員を路頭に迷わすことになり、彼ら彼女らの人生を狂わせてしまったのは間違いない。

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皆木和義 (みなぎ かずよし)氏プロフィール

経営コンサルタント、作家、歴史研究家、中国古典活学家。
1953年岡山県生まれ。早稲田大学法学部卒業。
大学在学中から、「西の松下幸之助、東の今里廣記」といわれた名経営者の 故今里廣記・日本精工元会長に師事し、経営と人間学を学ぶ。卒業後も、今里氏の側近として公私共に薫陶を受ける。
その後、成長戦略、新事業開発、理念・CSR経営、コンプライアンス経営、IPO、人材育成、企業活性化・再生などを中心とする実践派の経営コンサルタントとして、また経営プロフェッショナルとして、企業と一体となって幅広く活動する傍ら、平成ニュ-ビジネス研究所所長、(株)ハードオフコーポレーション(東証一部)代表取締役社長、経済産業省消費経済審議会委員などを歴任。
また、作家、歴史研究家、中国古典活学家として、講演・研修・著作活動など多方面にわたって活躍している。

著書として、『企業の品格』(PHP研究所)、『松下幸之助の菜根譚』(あさ出版)、『名君の門』(角川書店)、『おこぜ流経営学』(日経BP社)、『MBAビジネスプラン』(ダイヤモンド社、共著)など多数がある。