第38回 春爛漫
春爛漫、4月は、入学式や入社式が日本各地で行われ、真新しい制服やユニフォーム姿の若者を見かけることが多くなりました。
新天地で新たな人たちと出会う4月は心躍る分だけ、実は、ストレスも溜まりやすいゆえ、要注意。
ゆっくりお風呂に入るとか、一人時間をたっぷりとってボーっとしていることをお勧めします。
ただ表向きは、前向きな演出が大切です。
新たに出会う人たちに自分を出来る人としてどんなふうにアピールするか、また相手に気持ちいい印象をあたえるにはどんな表現を使えばいいか、今回はコレに絞って英語のご指導いたしましょう。
まず第一印象がとても重要。
「メラビアンの法則」によると、初対面の相手のどこが印象的かというのを下記の構成比で語っています。
- 視覚(外見、表情、しぐさ、態度など):55%
- 聴覚(音声の大きさ、トーンなど):38%
- 言葉(話の内容、言葉の意味):7%
そして、アメリカの心理学者ズーニンは「人の第一印象は最初の4分で決まる」と断言しています。
つまり4分間だけ相手にとって‘感じのいい’人になり切ること。
メラビアンの言うとおり、目に入る視覚的なもの、つまりnon verbal communication―非言語コミュニケーションに重きをおく。
清潔感を持った笑顔はessential ですね。
そして、4分間の中で、相手の印象に残る挨拶表現をどう残すかが、key pointだと思うのです。
では、まず
自分がとてもできると思わせたいとき
Nice to meet you や Nice to see youが一般的ですがちょっとひと味違う言い方をして
It’s very nice of meet you.
Very glad to meet you.
Very pleased to meet you.(やや一般的かしら)
となれば、「この人、表現をたくさん知っている」って言う印象になりますよね。
なるべく普通に使わない英語表現を用いて差別化を図りましょう。
相手を気持ちよくさせたい時
ice to meet you Mr./Ms~.
とお名前を最後につけてから、こういいましょう。
I’ve heard of you very much.(お噂はかねがね伺っていました)。
または、
I’ve heard many good things about you.(素晴らしいことをたくさん伺ってました)
などなど。
こう言われると、案外嬉しいものなんですよね。
そして相手の何かを褒めちゃうのも手です。
例えば、赤いスカーフをしていたら
Oh, red is really nice on you.(赤がお似合いですね)
とか
めがねがカッコよかったら
Your glasses really suit you.(めがね、良くお似合いですね)
ここで要注意。めがねはglasses と複数扱いです。
みなさま、たかが挨拶表現ですが、ひと味違えただけでなんだか楽しくなりません?
石橋眞知子(いしばし まちこ)
エッセイスト&プロデューサー
学習院大在学中から深夜放送のパーソナリティとして活躍。
シカゴ・ノースウエスタン大学で日本語講師。オックスフォード大学留学。
異文化コミュニケーションやマナーをテーマに執筆やエッセイ、そして講演会などで活躍している。
現在の執筆活動の拠点は産経新聞「ビジネスアイ」。日曜版5面「女の本音・男の本音」、木曜版1面「よのなか万華鏡」を執筆、その視点にはたくさんのファンから絶賛を浴びている。
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