Fujitsu The Possibilities are Infinite

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第36回 色に関する表現2

春ですネェ~
町がカラフルに明るく色づいて来ると毎朝スキップ気分で出かけたくなります。
色はそれだけ人の心を高揚させるんですね。
さてそれだけに、色を使った表現は日本語だけでなく、英語にもたくさんあります。
前回は、最初にblue にまつわる表現を集めてみましたが今回は、blackと red で参りましょう。

Blackと言えば、「黒」「黒くする」と中学校で覚えました。
日常生活でもすっかり馴染んでいて、カフェで「ブラック」と言えば、クリームもお砂糖も入っていないただのblack coffeeのことだし、black tieとは、「黒い蝶ネクタイ」から「正装」の意味だと想像できますね。
また日本語でも英語でも「黒/black」を使う共通表現があります。
たとえば、

  • 黒字 in the black (赤字は そのまま in the redです)
  • 白黒 black & white (日本語と逆で「黒白」となるところが面白い)
  • 目の前が真っ暗になる go black (暗いと黒いが同じ感覚です)

それが転じて、look blackとなると、「表情が暗く、むっとしている感じ」を表したりまた、「険悪な状況」を表します。
さて、 ‘Black out in New York’というコピーが新聞に載っていました。
これはどう意味でしょうか?~!
そうです。「停電」のこと。
Black outとは、目の前が暗くなる意味があり、転じて「失神」「舞台の暗転」にも使われます。
最後に ‘He’s a black sheep’も覚えちゃいましょう!
白い羊の群れに一匹黒羊があると、これは目立ちます。
群れに入れない「厄介者」のことを指すのです。

そしてred 「赤」良く使われるのが`see red’「真っ赤になる」。つまり「カッとした様子」を表します。
そして、アカデミー賞受賞式には欠かせないあのred carpetを使っての表現があります。
the red-carpet treatment とは、「赤いじゅうたんを敷き詰めての扱い」、つまり「丁重なおもてなし」のこと。
We will give him the red-carpet treatment.
私たちは彼を丁重にもてなした。のように使います。形容詞的な使い方なので、red と carpetの間に-が入ります。
忘れないように!

変わったところでは、Paint the town red 文字通り訳せば、「町を赤く塗る」
飲んで顔が赤くなり、それで町の盛り場を回るような意味から転じて「大騒ぎしながら飲んで騒ぐ」時に使います。

それでは、この意味は何でしょうか?

  1. red tape
  2. red-handed

お答えは次回にお出しいたしましょう!!


石橋眞知子(いしばし まちこ)
エッセイスト&プロデューサー
学習院大在学中から深夜放送のパーソナリティとして活躍。
シカゴ・ノースウエスタン大学で日本語講師。オックスフォード大学留学。
異文化コミュニケーションやマナーをテーマに執筆やエッセイ、そして講演会などで活躍している。
現在の執筆活動の拠点は産経新聞「ビジネスアイ」。日曜版5面「女の本音・男の本音」、木曜版1面「よのなか万華鏡」を執筆、その視点にはたくさんのファンから絶賛を浴びている。
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