第27回 恋に関する表現
秋が深まると、なんだかおセンチになっちゃうのはどうしてでしょうか?
それも恋愛相談が多くなるのは、この季節特有のものでしょうか?
「もう男なんて!お子ちゃまよ」とか「そもそも日本の男性は…」とか、女性陣から聞こえる愚痴に対して、日本男児だって負けてはいません。
「母親たちの時代って、もっときっと女性が謙虚だったんじゃないかなあ」「ジコチューと言うか、男性をツールで使おうとしているヤツを見ると腹立たしいですね」という声も上がります。
「あ~あ、外国の男性/女性のほうがいいかも」と言った両者の意見をまともに(?)捉えて、今回は、恋に関する表現を英語で言って見ようかと思い立ちました。
国際的な恋をしたときに参考になさってくださいませ〔笑〕
恋に落ちる - love somebody; be in love with somebody
もっと劇的なのが、be [fall] in love 《with each other》です。
I just fell in love with him/her. なあんてね。
でもそれが「片思い」の場合は、 one-sided love と表現します。
恋を知る-恋を知る know what it is to be in love
そうですよねぇ。恋とは甘くて切なくて辛くて…ですよねぇ。
恋に破れる- be disappointed in love; lose one’s love
ハートが壊れちゃうのは、失恋心。文字通り、broken heartでOKです。
また心情を伴わない言い方で「別れる」時に使う場合は、Break up かSplit up が使われます。
たとえば I split up with her のような言い方をします。
不倫など
「不倫するのは日本人に多いのですか?」先日ある講演会で、こんな質問をしてきた方がいらっしゃいました。大真面目な顔でした。
私は「男と女がいる限り、古今東西起きる問題だと思います」と注釈した上で、宗教上の問題で絶対ご法度な国々もあるし、また不倫は道徳上、最も重い刑のひとつなのでおおっぴらにできない国々の話をしました。
不倫とはその文字通り、倫理―moralに反する行為です。
英語でも、一般的にimmoral と使うしIllicit relationshipなどとも言います。
でも日常的な会話の中では、the affair で済ますことが多いです。
さて、「恋は盲目―Love is blind.」は世界共通の表現。
相手を見ているようで、実はまったく見えてないから楽しめるところもあるんですよね。
そう、見えていたら、心を焦がすくらい好きになれないですよね。
恋焦がれることってエネルギーも要るしね。
私も恋をしたくなりました…。
石橋眞知子(いしばし まちこ)
エッセイスト&プロデューサー
学習院大在学中から深夜放送のパーソナリティとして活躍。
シカゴ・ノースウエスタン大学で日本語講師。オックスフォード大学留学。
異文化コミュニケーションやマナーをテーマに執筆やエッセイ、そして講演会などで活躍している。
現在の執筆活動の拠点は産経新聞「ビジネスアイ」。日曜版5面「女の本音・男の本音」、木曜版1面「よのなか万華鏡」を執筆、その視点にはたくさんのファンから絶賛を浴びている。
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