第26回 いろいろな味の表現
秋刀魚の塩焼き、マツタケの土瓶蒸し、牡蠣フライに栗ご飯…またもや食いしん坊の私には、サイコーの季節が巡ってまいりました。
今回はこの美味しさをどう英語で表現できるかにチャレンジ。
また、いろいろな味の言い方をついでに覚えちゃいましょうか。
日本人の好きな形容詞に‘洗練された’‘極上の’‘選び抜かれた’などがあります。refined taste, extremely good, delectable とどれも至極の味わいの時に使います。あ~あ、和食の繊細さはこの表現がぴったりだと思うのです。
カライとは…?
‘カライ’と一言発する時、それは‘辛い’なのか‘塩辛い’のか、わかりません。
塩辛いは、salty。塩― salt に y を付けます。
辛いほうは、やはり spice をたくさん使ったイメージで、spicy。
これまた y を付けます。
他に、口の中が燃えるように熱いとき、hot ,また激辛は、pungent が使われます。
私は spicy な ethnic dishes が大好きです。
スッパイ味は?
スッパイという表現も、英語にはたくさんあります。
一般的に使われるのが、sour 特に、グレープフルーツの酸っぱさは、acidic 他に、オレンジ、レモンのような酸っぱさを tart と言います。
甘さはもっぱらsweet
甘さはデザートの名称にもなっている sweet が一番よく使われます。
ただお砂糖の甘さがそのまま出ている場合は、sugary。
これまた、砂糖― sugar に y を付けます。
アメリカに滞在中、病気になったとき、口に入れたいものは「さっぱりした」ものです。
その「さっぱり」がなかなか口から出てこない。
not rich とか not heavy と言ってみたら、何と出てきた食事が、チーズとパンでした。
ちょっと違うんだなあ…とそのニュアンスを伝えられなくてなきそうになったのを覚えています。
さて一応下記にその他もろもろ表現を書きました。ご参考に!!
- rich heavy - 重い、濃厚な
- plain light - 軽い、さっぱりした(でもこれも和食のような意味合いにはならないので要注意)
- flat, brand - 味がない 無味乾燥な(以前のイギリス料理がそうでした。)
- sharp - つんとする味(ブルーチーズのような味わい)
- astringent - 渋い 渋柿の味です
- bitter - 苦い
石橋眞知子(いしばし まちこ)
エッセイスト&プロデューサー
学習院大在学中から深夜放送のパーソナリティとして活躍。
シカゴ・ノースウエスタン大学で日本語講師。オックスフォード大学留学。
異文化コミュニケーションやマナーをテーマに執筆やエッセイ、そして講演会などで活躍している。
現在の執筆活動の拠点は産経新聞「ビジネスアイ」。日曜版5面「女の本音・男の本音」、木曜版1面「よのなか万華鏡」を執筆、その視点にはたくさんのファンから絶賛を浴びている。
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