Fujitsu The Possibilities are Infinite

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第21回 ビールの美味しい季節です

アツイィ~!!ホントムシ暑い日が続きますね。
こんな時季だからこそ、宵闇が待ち遠しい。
そうです!ビールの美味しい季節到来です。
(と言っても、ビール党は、年がら年中その美味しさを満喫していますけどね)
食処や居酒屋に入って、誰もが最初に口にする合言葉「とりあえずビールお願いします」。
日本に初めて来たというニュージーランド人が平然と「日本のビールで一番ポピュラーなのは、トリアエズというブランドですね」とのたまった時は、椅子から転げるほど爆笑いたしました。
と言うわけで、日本人ののん兵衛に大人気のビールですが、このビールをどう飲むか、飲み方スタイルで英語表現が異なるのです。
今日はこの「飲む」のいろいろ表現について触れましょう。
まずご存知、「飲む」はdrink。
でも一口目のビールの飲み方は、同じ「飲む」でも勢いづいてガブッと行くか、ゴクッと行くか…
この飲み方では、guzzleやgulp downが適切な言い回しです。

gulp down beer
drink at one gulp
guzzle beer

Guzzleは、飲み物だけでなく、がつがつ食べちゃうときにも使えます。
ほかに、ビールにつき物の「イッキ飲み」は何というか?
drink a glass of beer in one go.
このin one go が「イッキ」の意味です。

以上のように、同じビールでも飲み方がいろいろありますが、この際、他の「飲む」も覚えてしまいましょう。
ちびちびとなめるように飲むのはブランディのような度数の高いお酒。
この時は、sipが最適表現。
I sipped some brandy/hot coffee / sake
以上のようにどんなお酒や飲み物でも少量ずつ飲むときはこのsipを使っていただきたいです。

しかし、同じ「飲む」を使っても、スープはeat 薬はtake です。
スープは食事の一種であり、薬は飲み物ではありません。
Drinkは液状のいわゆる飲み物にしか使わないので要注意です。

確かに、日本語の「のむ」「飲む」とも「呑む」とも書かれ、多彩なシチュエーションに使われますよね。
先日行われたワールドカップで日本は敗退。
我々は涙を呑みました。
We held back our tears
Hold/keep back one’s tears を使います。
後、ビジネス上よく使われるのが「条件を呑む」の表現。swallow a proposal とか、accept an offer が一般的ですね。

あ~あ…。のどが渇いちゃった!
ビールが飲みたくなりました。
Ok! Let’s go for drink!!
では行ってきまあす!!


石橋眞知子(いしばし まちこ)
エッセイスト&プロデューサー
学習院大在学中から深夜放送のパーソナリティとして活躍。
シカゴ・ノースウエスタン大学で日本語講師。オックスフォード大学留学。
異文化コミュニケーションやマナーをテーマに執筆やエッセイ、そして講演会などで活躍している。
現在の執筆活動の拠点は産経新聞「ビジネスアイ」。日曜版5面「女の本音・男の本音」、木曜版1面「よのなか万華鏡」を執筆、その視点にはたくさんのファンから絶賛を浴びている。
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