第1回 握手って難しい!?(前編)
さて初回は、自己紹介に触れましょう。
こうやっているうちにも、世界中でたくさんの人が出会い、にこやかに自己紹介をしているはずです。
「初めまして!石橋眞知子と申します。」
「初めまして!トムホワイトです」
そして両者、笑みをたたえ、握手をするの図。
これか一般的な初対面の挨拶ですが、
英語圏諸国の巷で、群を抜いて使われるのが、‘Nice to meet you’です。
‘Nice to meet you. My name is Machiko Ishibashi’
‘Oh nice to meet you, Machiko. I’m Tom White’
という具合。もちろん変形版で、Nice meeting you.やら Glad to meet you などもあります。
またフォーマルな場になるほど主語を明確にするのが英語的発想。
It is very nice to meet you I'm glad to meet you.
I’m pleased to see you.
と、長くなるのであります。
挨拶を交わしたあと、親しくお付き合いしたいと願うアクションが、お馴染み、握手です。
「握手なんて簡単じゃん」と思われている向きもありますが、決して見くびってはいけません。
実は不肖私、石橋眞知子が、「異文化コミュニケーションの基礎」で必ず皆様にしていただくのが「握手のお手本」。
お二人ずつ指名して前に出ていただき、握手をしていただくのでありますが、うまくできたカップルは5組中一組くらいの確立なのです。
何故でしょうか?・・握手は易しそうでありながら、実はちゃんとした作法があるのです。
ご存知、韓国や日本を中心とした礼儀はお辞儀。
まず、お辞儀の文化で育ったプロの皆様に無礼ながら質問をさせていただきます。
Q:廊下で、上司と部下がすれ違った時、どちらが先に頭を下げますか?
朝のオフィス風景や退社時を思い浮かべてお答えくださいませ。
そう・・・正解は部下。部下から深く頭を下げると、上司が軽く会釈するということになります。
はい、それでは本題です。下記の質問にお答えいただきたく。
Q:年長者と握手をする場合、どちらが先に手を出しますか?
Q:相手が女性だったらどうなりますか?
う~ん!と唸り声が聞こえるよう。
正解は次回に差し上げましょう!
それでは!
石橋眞知子(いしばし まちこ)
エッセイスト&プロデューサー
学習院大在学中から深夜放送のパーソナリティとして活躍。
シカゴ・ノースウエスタン大学で日本語講師。オックスフォード大学留学。
異文化コミュニケーションやマナーをテーマに執筆やエッセイ、そして講演会などで活躍している。
現在の執筆活動の拠点は産経新聞「ビジネスアイ」。日曜版5面「女の本音・男の本音」、木曜版1面「よのなか万華鏡」を執筆、その視点にはたくさんのファンから絶賛を浴びている。
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