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第9回 キャッシュフロー計算書に挑戦してみよう
-営業活動によるキャッシュフロー(間接法)-
キャッシュフロー計算書作成の最後は、間接法でキャッシュフロー計算書を作ります。
元になるデータは、前回同様ですが、念のため、【図1】【図2】を掲載しておきます。


営業活動によるキャッシュフローは、文字通り、本業によってどれだけキャッシュを生み出すことができたかを見るものです。
では、直説法でのI.営業活動によるキャッシュフローを作成していきましょう。

「直接法」が、営業収入から始めたのに対し、「間接法」では、当期利益からスタートします。
これに、非資産項目の減価償却費を加え、現金ベースの当期利益を算出し、売掛金、買掛金、前払費用、未払費用などを加減して、営業活動によるキャッシュフローを求めます
では、今回の例で、数式を書き込んでいってみましょう。
- 当期利益 [Q4]: = G63
- 減価償却費 [Q5]: = G52
- 貸倒引当金繰入額 [Q6]: = - I8
- 売上債権の増加 [Q7]: = - ( I4 + I5 )
- 棚卸資産の減少 [Q8]: = - I6
- 前払費用の増加 [Q9]: = Q9
- 仕入債務の減少 [Q10]: = I19 + I20
- 未払費用の増加 [Q11]: = I22
- 未払法人税等の増加 [Q12]: = I23
最後に
- 営業活動によるキャッシュフロー [M12]: = SUM ( M8 : M11 ) ・・合計を求めます。
以上で、I.営業活動によるキャッシュフロー(間接法)が完成です。
さあ、ここまできたら、前回同様、投資、財務活動のキャッシュフローと合わせ、キャッシュフロー計算書を完成させます。
【図4】に、結果を記載します。

[Q31]: 現金及び現金同等物期末残高は、貸借対照表の[G3]に一致、もちろん前回の直接法によるものと一致します。
経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2009年2月27日 掲載]
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