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第6回 キャッシュフロー計算書に挑戦してみよう
-投資活動によるキャッシュフロー-
さて、いよいよキャッシュフロー計算書を作り始めます。
今回は、直説法、間接法に共通する、II.投資活動によるキャッシュフローと、III.財務活動によるキャッシュフローを先に埋めてしまおうと思います。
では、何はさておき、貸借対照表の当期、前期から、その増減を求めておきましょう。

方法は、I列に増減を求めるという、ただの引き算、簡単ですよね。
なので、先に結果を示してしまいます。
[I3]: = G3 - F3
とし、あとは、[I32]まで、数式をコピーすれば完成です。
ここまでは、問題なしですよね。
さて、それでは、まず、II.投資活動によるキャッシュフローを作成していきましょう。

「投資活動によるキャッシュフロー」は、営業活動から生み出されたキャッシュを、企業の未来に向けどのように支出し、回収したかを示します。
具体的には、有形固定資産や無形固定資産の取得のための支出や売却による収入。資金の貸付と回収。有価証券の取得支出や売却収入などを記載します。
今回の例で、数式を書き込んでいってみましょう。
- 有形固定資産の増加額
[M16]: = - SUM ( I10 : I12 ) ・・・建物、車両運搬具、土地の増加額つまり支出なのでマイナスにします。 - 投資有価証券の増加(減少)額
[M17]: = -I15・・・・・・・・投資有価証券の増加額 (=支出) - 貸付金の増加(減少)額
[M18]: = -I16・・・・・・・・貸付金の増加額 (=支出) - その他額
[M19]: = 0・・・・・・・・今回は対象の科目がないので、0 に
最後に
- 投資活動によるキャッシュフロー
[M20]: = SUM ( M16 : M19 ) ・・ 合計を求めます。

以上で、II.投資活動によるキャッシュフローが完成です。
損益計算書上には現れない、キャッシュの動きがここに表現されていることがお解かりいただけると思います。
ここまでで、お解かりいただけたかと思いますが、EXCELの機能としては、足し算、引き算しか使っていません。
しかし、「どこにどの数字を持っていけばいいの?・・・」
このことは結構、曲者です。
一般論的ですが、概ね仕事で使うEXCELは、こんな感じではないですか?
EXCELの豊富な機能のほんの一部しか使わない。むしろ大切なのは、仕事を理解することの方だということです。
次回は、III.財務活動によるキャッシュフローを完成させます。
経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2008年11月28日 掲載]
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