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第5回 キャッシュフロー計算書に挑戦してみよう
損益計算書を出発点として、重要な経営指標のひとつとして、損益分岐点を求めてみましたが、うまくグラフまで作成できましたでしょうか?
今シリーズの後半では、
連載第一回でお約束したとおり、キャッシュフロー計算書(C/F)を作成してみましょう。
B/S、P/Lと並び、経営に欠かせない財務諸表として、C/Fが位置づけられていることは、皆さんご承知の通りです。
それでは・・・。
お手元に前期のB/S、当期のB/S、P/Lを準備してください。または、2ヶ月分の月次の試算表(月次決算書)でもかまいません。
【図1】貸借対照表、【図2】損益計算書を用意しました。


ここから2種類のキャッシュフロー計算書、つまり「直接法」「間接法」の2通りのキャッシュフロー計算書【図3】を作成してみましょう。

キャッシュフロー計算書は、
- 営業活動によるキャッシュフロー
- 投資活動によるキャッシュフロー
- 財務活動によるキャッシュフロー
で、構成されるわけです。
【図3】の2つの方法を見比べていただくと、II、IIIは、まったく同じです。
違いは、I.営業活動によるキャッシュフローのところ。
直接法は、営業収入、仕入支出、一般経費支出を構成要素としています。ただし、この三要素は、単純にP/Lベースの金額だけでなく、売上債権、仕入債務、棚卸資産の前期からの増減を加味し、現金収支ベースで計算を行います。
一方の間接法では、税引前利益を出発点として、実際にはキャッシュアウトとならない減価償却費を加え、さらに売上債権、仕入債務の増減などを加味して、現金ベースの収支を算出します。
もちろん、言うまでもなく、いずれの方法でも結果は同じになります。
次回からは、【図1】貸借対照表と【図2】損益計算書から、【図3】キャッシュフロー計算を作り上げる作業にはいります。
経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2008年10月30日 掲載]
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