FUJITSU 本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
Worldwide|サイトマップ
THE POSSIBILITIES ARE INFINITE
Japan
中堅企業のお客様
ここから本文です
「古代」からの伝統を支える情報システム 掛売、通販、店頭の受注から出荷業務を効率化
株式会社 大心堂雷おこし 様

業務部 部長 谷 菊夫 氏KIOSK(キヨスク)の東京おみやげベスト10にも入る雷おこし。東京を代表する銘菓である「おこし」の源流は西暦900年、平安時代に遡る。文献「倭名抄」によると、「於古之古女(オコシコメ)」と称して、平安の貴人に広く賞味されたとある。株式会社 大心堂雷おこし 様は、明治30年の創業以来、雷おこしの専業メーカーとして、長い歴史に生きる日本の味を守り続けている。商品には、高速道路の売店、キヨスク、空港関連売店、コマ劇場/歌舞伎座などの売店向けの「雷おこし」、本店での直接販売及び通販用の高級おこし「古代」とヨーロッパ風にアレンジした「フレール」がある。「『古代』ブランドの強化・維持を図りつつ、『雷おこし』の販売拡大を図り、新しい顧客ニーズにも対応していくのが我社の経営方針です。」と業務部部長の谷氏は語る。

3つの営業形態にあう販売システムを構築

株式会社大心堂雷おこし 様の販売形態は、卸(掛売)、通販、小売り(店頭販売)の3つの形態があり、それらを統一的に管理できる販売管理システムが必要であった。また、インターネット通販も昨年(2002年)の10月から始めており、一段と増加する顧客管理も重要なポイントであった。

株式会社大心堂雷おこし 様の受注から出荷の業務の流れを追ってみると、通販の場合、次のようになる。

1. 受注は、まず手書きで受け、受注簿に記入する。
電話を受けると、既存顧客であれば、電話番号から住所・名前を確認し、注文内容、ご使用日、到着日、のし紙の有無などを伺い、また、送料などを調べて受注簿を完成させる。
2. 売上計上画面に必要項目を入力する。
発送日、売上部門、出荷区分(どこから出すか)、送り先名、適用欄などを入力する。また、商品コードから単価を表示し、数量、送料を入れ、売上計上する。 売上計上番号を受注簿に控える。
3. 送り状入力画面から、宅急便の種類などを選択し、送り先、品物などを入力し印刷する。

ここまでを受注者が行う。

4. 翌日の出荷準備を行う。
受注処理を締め、発送予定表(ピッキングリスト)を出して確認する。請求書と郵便局への払い込みリストを出力し、請求書と受注簿を入念にチェックする。夕方、翌日分の送り状と請求書を一緒に工場へ渡す。
5. 工場では、請求書・送り状に沿って仕分けする。
6. 翌日、梱包して宅配業者に渡す。
卸店を回る営業が受けた注文も流れは同じである。売上計上などの画面は通販と掛売の2パターンがある。掛売は月末にまとめて請求する。発送方法が配送(お届け)か発送かで出庫伝票(物品受領書、請求書、納品書など)が異なる。

日次業務の流れ図

住所は覚えていて当たり前

システムを更新した理由は、3つの形態の売上管理の統合の他にも、より緻密な顧客管理の必要性がある。「お客様とのやりとりのなかで、『以前に送ったことあるのですが・・』とおっしゃられたことがあります。住所等必要事項はすぐに検索できることが常識になってきており、顧客管理の重要性を痛感しました。」と業務部営業担当係長の沼山氏は語る。顧客管理をより充実することにより、お客様の属性の照会といった基本的な処理の他に、特定のお客様の売上履歴を見たり、特定のお客様の送り先リストを簡単に出力可能になった。

営業のヒントになる数字を楽に提供

業務部 営業担当係長 沼山 英樹 氏「分析に必要な条件が細かく設定できるので、知りたい情報だけ取り出して見ることができるようになりました。商品別、販売先別に見られるので、どこが伸びていて、どこが落ちているか、或いは、あるお客様の昨年の売上、月々の売上とか、ある商品が月でどれくらい売れているかが見られます。」「その結果、営業マンは数字を見て考えます。例えば、どの売店がどのくらい売れているかで、お店へ働きかけたり、商品の切り換えとかを提案をします。」(前出 沼山氏)
販売管理から出る数字は、営業マンが顧客に働きかけるキッカケ作りになっているようである。
「営業マンが知りたがる情報を出すのが非常に楽になった。他にも、『売上金額上位一覧 』や『去年のこの時期にご利用があったのに今年はまだご注文がない』という情報を営業に伝えている。」(沼山氏)

工場からもお客様に即応

工場とLANでつながったことで、工場で先々の作業量(生産量)を把握して、作業の手配ができるようになり、工場でやるべきことは工場でできるようになった。例えば、「急いでいるので今日発送してよ」というお客様には、以前は本社から出荷していたが、工場で送り状などを準備して工場から出せるようになった。
「工場の事務処理も営業事務と同環境でできるようになり、お客様のニーズに即応できるようになった。」(前出 谷氏) とのことである。

今後の展開

今後のシステムの展開としては、(1)更なる顧客管理の充実 (2)在庫管理のシステム化 (3)営業部門別の売上集計の自動化 などがある。

小売り業では、お客様との接点を大切にしていくことが重要である。真心のこもった対応がファンを増やす原点である。例えば、「どうしても明日届けてほしい」と言われたときに、宅配業者の今日の店への集配は終わってしまっている。どうするか。そんなときに、宅配業者の事務所まで持ち込んで対応することもあるという。また、通販のお客様に最終確認のメールを送るときにもひとこと言葉を添えたりする。そんな心遣いを持つ株式会社大心堂雷おこし 様は、これからも「古代」の味をしっかりと守っていかれることでしょう。

<会社プロフィール>
会社名 株式会社 大心堂雷おこし
代表者 代表取締役 村上 康範
本社 東京
設立 昭和37年
創業 明治30年
資本金 2500万円
従業員数 42名
事業内容 菓子製造販売
ホームページアドレス 新しいウィンドウが開きますhttp://www.kodai.jp/
ページの先頭へ


ここから下部共通ナビゲーションです
All Rights Reserved, Copyright (C) FUJITSU
上部共通ナビゲーションへ戻る