今回、サンノプコ株式会社 様が構築された営業支援システムは、予算に対しての日々の売上状況を全社の関連部門、特に営業マンに提供し、予算達成状況の確認や顧客とのコミュニケーションに活かそうとするものである。
「営業が、日々の売上情報をすぐに確認できることで、注文頂いたお礼などをタイミングよく顧客に伝えることができるようにもなります。」と情報システム課グループリーダーの高尾氏は語る。
具体的には、富士通株式会社及び株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリが提供する分析ツールである「Symfoware Navigator」及び「Naviイントラエース」を活用して、基幹システムに毎日入る売上データを計画値や前年実績値と比べながら担当者が容易に確認できるようにしたものである。
データの見方としては、部門別→担当者別→送り先(顧客)別、品名別→荷姿、入目(容量)の順に見るようになっている。
営業担当者を中心とした見方になっているが、これは、営業マンが使うことを中心に考えていることと経営者、管理職が状況を確認し対策を施す場合も担当者に対して行うことが一番手っとり早いと考えるからである。
「例えば、経営者は、今月の現在の動きはどうなっているかを見て、売上が予定に達していない場合、どの課なのか、だれにハッパをかければいいかをすぐに捉えることができます。」と情報システム課主任の岸本氏は語る。
今回のシステムは、これまで基幹システムで種々の分析パターンを提供してきたが、あまり利用されなかった反省を踏まえて、なるべくシンプルにし、余計な機能はなくし、使ってもらえるシステムを第一に考えた。実際、利用率は、大きく改善された。
このシステムは「受注消し込みシステム」と呼ばれている。いわゆる予算管理システムである。
この上流に販売計画入力システム、経営計画作成システムがあり、この「受注消し込みシステム」と連携している。また、製造部門もこの「受注消し込みシステム」を覗いて、生産計画システムに反映している。 |