ビデオ映像の社内配信で営業教育の質向上
製品知識力アップ、経費削減を実現
ミハル通信株式会社様 導入事例
ケーブルテレビ機器のリーディング・カンパニーであるミハル通信株式会社様(以下ミハル通信様)。新たな放送通信サービスが続々登場し、製品開発にしのぎを削る業界にあって、営業力強化は市場優位を保つためにも急務でした。社内ナレッジを動画という目に見えるかたちで簡単に共有できる「Ub!Point(ユビ・ポイント)」が、営業部門の知識力アップに威力を発揮しています。
[ 2007年6月21日掲載 ]
| 導入事例概要 | |
|---|---|
| 業種: | 製造業 |
| ソリューション: | オンデマンド型動画配信システム |
| 製品: | Ub!Point |
ミハル通信様は、ケーブルテレビ放送が開始された1955年、その無線用受信アンテナを取り付けるアンテナマストの製造・販売会社として創業。以後、多チャンネル化やデジタル化、光通信サービス、さらには、これから需要拡大が見込まれる高速無線通信サービスへの対応など、ケーブルテレビの変遷とともにその発展を支える先進的な伝送機器、システムを開発、提供し続けています。

| 課題と効果 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1 | 営業部門が技術革新の早さに追いつかない。 | ビデオ映像と資料を効果的に組み合わせたコンテンツを、各地の営業に自席パソコンで自由に見せることで、いつでも繰り返し、知りたい情報にアクセスでき、質の高い学習が可能に。 | ||
| 2 | 商品知識を向上し、営業力をアップしたいが、集合研修による教育成果が思ったようにあがらない。 | |||
| 3 | 研修にかかる交通費、宿泊費を削減したい! | 各地の営業拠点にいながら、本社技術者が持つ知識を習得できる環境を整備することで、本社での集合研修の回数を削減。 | ||
導入の背景
手軽な動画コンテンツ配信機能に、教育ツールとしての可能性を感じる

安藤 彰氏
ミハル通信株式会社様 代表取締役社長
技術革新がめざましいケーブルテレビ業界にあって、ミハル通信様では、デジタル放送、光通信といった新しい技術に対応する製品をいち早く開発し、市場に投入されています。しかし、近年、そういった新技術に営業部門が追いつけないという問題が生じてきました。そこで、拠点営業45名を対象に、本社で年間25時間の研修を行う教育制度を実施していましたが、交通費や宿泊費がかさむ上、月1回~2回の集合研修では複雑、高度化する技術や製品知識への理解を深めるのはむずかしく、思ったような成果があがらないのが悩みだったといいます。
営業の知識向上のために何かいい方法はないかと模索していた折、安藤彰社長が富士通のエグゼクティブ・セミナーに参考出展していたUb!Pointのデモを目にとめられ「これだ!」と即、導入検討を指示されたそうです。安藤社長が注目されたのは、Ub!Pointなら動画と説明資料を同時に表示するため、拠点の営業がいながらにして集合研修と同様の内容をいつでも、何度でも繰り返し閲覧できるという点でした。

岩鶴 賢一氏
ミハル通信株式会社様 企画部企画推進課 課補佐 広報担当
Ub!Pointを実際に運用されている企画部企画推進課の岩鶴賢一氏は、次のように語ります。「それまでにも教育ツールとしては、グループウェア上でe-ラーニングを組み込んだものなど、いくつか検討したことはありましたが、費用に対して効果に疑問があり、導入にはいたりませんでした。Ub!Pointはビデオで撮った映像を簡単に取り込める上、それとリンクしたPowerPointの説明資料を表示できるので、たんにビデオを見るよりも理解を深めることができます。なによりそういったコンテンツの作成が非常に簡単かつスピーディーにできるのが魅力でした。また、テキストだけでなく、ビデオの音声からでもキーワード検索できる機能がユニークでした。たとえば『地デジ』という単語で検索すれば、ビデオを全部見なくても直接その部分にアクセス可能です。これは便利だな、と思いました。」
活用シーンおよび導入効果
ビデオをフルに活用し、即効性のあるコンテンツを即時配信
安藤彰社長のひらめきからわずか1ヶ月後の2006年3月に導入、6月から本格運用が始まりました。
「毎年6月にケーブルテレビショーという展示会が行われています。この時の製品デモをすべてビデオ撮影し、プレゼン用に作ったPowerPoint資料とあわせて配信したのが最初です。従来からイントラネットでグループウェアを利用していますし、ブラウザさえあればどこでも見られるので、利用する側にも抵抗感なくスムーズに浸透しました。紙の資料を読むより五感に訴えるのでわかりやすい、と好評です。」と岩鶴氏。
コンテンツの作成から配信まで、岩鶴氏が一人で行っており、現在70本ほどのコンテンツがアップされているとのこと。その内容は、
- 新製品の資料ビデオ
- 毎月の朝礼/トップメッセージ
- 実際の開発者による新製品説明
- 外部セミナーのビデオ
などです。
「とにかく役に立ちそうだと思ったものをどんどんビデオで撮って、即アップしています。新製品が出たときなど、技術者に口頭で説明してもらうだけで即効性の高いコンテンツになりますから、作り込みに時間をかけるより、まず撮ったビデオを配信、といった使い方が多いですね。毎月の朝礼もビデオで撮ってそのまま掲載していますが、本社以外の営業にとっては、売上推移をはじめ、トップの生の声を聞けるということで、視聴率が高いコンテンツになっています。また、外部セミナーで撮影OKならビデオを回し、出席できなかった人たちに見てもらっています。」
ミハル通信様では、イントラネットのみの運用としているため、社外秘情報を気兼ねなく配信できるのも利点です。また、コンテンツはダウンロード不可の設定が可能で、コンテンツの不正持ち出しといったセキュリティ上の問題も回避しています。
導入1年目は、トライアルとして本社での集合研修をまったく行わず、Ub!Pointをフル活用した結果、年間2~300万円の営業研修費が削減されました。また、社員の4分の1が技術者という業界でも稀有な企業体制を誇るミハル通信様。多くの技術者が持っている豊富なノウハウと技術力を、営業部門が商品知識として共有し、営業力強化につなげていくための環境が整ったとおっしゃいます。
今後の展望
コンテンツ作りを工夫し、現場に優しい学習環境をめざす
現在、営業部門に対する教育ツールとしての利用にとどまっているため、今後は現場に優しい学習スタイルを工夫して、さらに活用シーンを広げていければと、岩鶴氏は今後の展望を語ってくださいました。
「まだまだUb!Pointの機能を十分使いこなせていないのですが、動画マニュアルとして非常に有効だと思っています。製造ラインであれば、操作手順や検査方法など動画なら一目瞭然です。また、Ub!Pointには、ソフトウェアの操作画面をマウスポインタの動きも含めて記録する機能があります。当社は機器だけでなく、監視システムなどのアプリケーションも開発していますので、それらの操作マニュアルとして活用できたらと考えています。」
「コンテンツの作り方も課題の一つです。昔と違って今は機器が多機能化しているので、動画だけでなく、システムやネットワークの構成図をうまく使った方が理解しやすいんですね。逆に、PowerPointの資料は、講師が説明のために作るのでそれだけでは見ている人には十分に伝わらない。忙しい営業の負担にならない程度、15分くらいの内容で、見やすさ、わかりやすさを向上できたらと思います。」
次年度からは、本社での集合研修とUb!Pointを相互に連携・補完させ、より質の高い教育をめざしたいとのこと。安藤社長も熾烈な開発競争が繰り広げられている業界で生き抜くために、企業力アップの強力なツールとしてUb!Pointに大きな期待を寄せておられるということです。
【営業からの一言】 富士通株式会社 神奈川産業営業部 金田 宏一
本商談は、トップセミナーの場で安藤社長に英断を下して頂いたお陰で、2週間という短期間でご契約に至りました。ミハル通信様における本システム導入の有効性を、直感的に見抜かれた安藤社長の洞察力には誠に感服しました。また、実務部門の皆様へプレゼンした際、武田取締役企画部長に「こういう製品がコンスタントに出てくれば、日本の競争力は落ちないと思う。」との有り難いコメントを頂いたのも大変印象に残っています。
ミハル通信様の活用例をモデルケースとして、今後他のお客様へもUb!Pointの有効性をお伝えしていきたいと思います。
【ミハル通信株式会社様 会社概要】
| 本社 | 神奈川県鎌倉市 |
|---|---|
| 代表 | 安藤 彰 |
| 設立 | 1955年8月 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 社員数 | 266名(2007年5月1日現在) |
| 事業内容 | ケーブルテレビ(CATV)関連伝送システム、センターシステム、構内用システム端末などの開発・製造 |
| ホームページ | ミハル通信株式会社ホームページ |
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