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株式会社 モリタ様

販売管理・物流のデータ連携システムを強化
取引先を含めたグループ全体の業務効率化をめざす

[2003年 掲載]

歯科医療機材の大手商社株式会社モリタでは、「販売管理システム」「物流システム」の再構築をおこない、小売店(販売代理店)にも展開することで、グループ全体の業務の効率化とスピード化をめざしている。これらのシステムのデータ連携基盤として「Linkexpress」を採用。一連の情報流通の効率化に大きく貢献している。

オフコンとオープンシステムをつないだ販売管理・物流システムを構築

歯科医療機材の専門総合商社として、ハード・ソフトの開発、製造から流通までおこなう株式会社モリタ。今では常識となった「患者が横になり、歯科医師が座って診療する水平位診療システム」の開発と普及をはじめ様々な実績のある同社は、50の支店・営業所、400以上の販売代理店をもつ業界トップ企業である。

ヘルスケアの世界でもグローバル化、高度情報化などの課題をかかえ、一層の業務効率化が求められている中、同社は販売管理と物流のシステムを再構築した。システム開発部次長 根来康方氏は「従来のHHT(ハンドヘルドターミナル)でコードブックからスキャンしたバーコードを送信して発注するシステムは時代に対応しなくなった。そこで、モバイル端末で商品マスターおよび購入履歴から商品を選択して発注できる形に販売管理システムを見直したのです。」と説明する。

携帯端末から直接ホストに発注する形を経て、オフコンの基幹システムとオープンシステムの販売管理サーバと連携し、モバイル端末から発注するシステムを構築。現在では、自社の運用経験を活かし、小売店にも同システムを展開している。

このシステムにより、モリタでは受注情報のデータ化による業務効率化はもちろん、東西地区で取り扱う受注情報の内 15,000件を東西物流倉庫で自動倉庫やデジタルピッキングシステムと連携し、入荷作業の効率化を進めている。また、小売店側でもモリタからの8万点にもおよぶ商品マスターと日々の出荷情報のデータ提供により、各業務での効率化・スピード化が図れている。

高信頼なデータ連携・時間にとらわれない営業業務にLinkexpressが威力を発揮

上記システムの中で、オフコンとオープンのデータ連携は重要なポイントの1つだった。データ連携はFTPで実現できるが、FTPでは送達確認の問題やアプリケーションとの連携ができない問題があった。

例えば、営業からの発注。営業活動には定時の概念はないが、販売管理のオフコンへのエントリーは17時までという制限があり、従来は夜間や休日に受けた注文をすぐに発注できなかった。そこで、新システムには、データ連携製品Linkexpressを採用。Linkexpressのスケジュール機能で受注データを販売管理サーバに蓄え、翌朝の基幹ホスト起動直後にバッチ転送するため、時間を意識しない発注が可能となった。

また、当初FTPを利用していた物流システムとのデータ連携。しかし、FTPではデータ連携に失敗があっても、膨大な転送ログの中からエラー個所を探し出すことは非常に困難、というよりも不可能で業務に支障をきたしていた。「データ連携に最も重要なことは信頼性なのだ。」と根来氏は強調する。現在ではLinkexpressの業務監視ウィンドウで稼動状況をビジュアルに確認でき、障害は即時発見・原因究明ができるようになり、万一の事態にも迅速な対応が可能となっている。

さらに、既存システムにできるだけ手を入れずにシステム構築できるという点でも、TCP/IPに加え、FNAプロトコルでのデータ連携もサポートしているLinkexpressは役立っている。

Linkexpress業務監視ウィンドウ
稼動状況を状態(未・正常・異常・中断)毎に色分けしビジュアルに表示する

リーディングカンパニーとして一層のグループ全体の合理化を目指す

同社は、Webでの商品販売業務にもLinkexpressを採用。今後は、大量データのより高速な転送を図るため、Linkexpress SANオプションも視野に入れた一層のグループ全体のIT化推進・効率化を目指している。リーディングカンパニーモリタのより高度なデータ活用をLinkexpressはますます強力にバックアップしていくだろう。

【会社概要】

株式会社 モリタ

  • 代表者: 代表取締役社長 森田 晴夫
  • 大阪本社: 〒564-8650 大阪府吹田市垂水町3-33-18
  • 東京本社: 〒110-8513 東京都台東区上野2-11-15
  • 設立: 1916年(大正5年10月)
  • 資本金: 5億8,455万円
  • 売上高: 634億円(2002年3月)
  • 従業員: 男子 704名 女子 336名 計l,040名(2002年4月)
  • 事業内容:
    歯科医療機器、器具、材料、情報機器などの歯科医療全般にわたるハードウェアの流通
    歯科医療情報などのソフトウェアの紹介
    歯科診療システムなどのコンサルティング業務
  • ホームページ: 株式会社 モリタホームページ

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