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職種別採用者を他の職種へ配置転換できるか

Q

当社では数年前から一部職種を限定した新卒者採用を行ってきました。ただ、最近入社当初からの職種より別の適性があると思われるケースが出てきて、配置転換を行いたいと考えています。
このような職種別採用者の配置転換を他のケースと同様に扱っても問題ありませんか。

A

ご質問のような職種限定の採用の場合は、その労働者を他の業務に就かせず、その職種のみに就かせて就労させるというものですから、この労働者を他の業務に就かせる(配転)ためには、本人の個別同意が必要になります。
配置転換等について本人が同意してくれれば、他の配属者と同様に配置転換を行うことができます。

通常の配置転換、転勤であれば、まず内示を行い、その内示の後に、労働者本人が配置転換や転勤について難色を示した場合には、本人側の拒否する理由をよく聴取し、その拒否の理由が労働者にとって著しい不利益等となっていないかどうかを確認し、適切に対処していきます。

ご質問の場合は、職種限定の採用ですから、まず、他の部署への配置転換について本人の同意を求めることが必要です。
本人がこれに難色を示した場合には、その拒否する理由をよく聴取し、労働者にとって不利益が生じないように対処していく必要があります。
今後の採用は職種別採用を行わないようにするとして、これまでに採用してしまった労働者については、本人の他の部門での能力発揮の可能性、その適性、業務上の必要性等を詳細に説明し、説得を重ねていくことが重要です。

人事労務コンサルタント・社会保険労務士 金子 賢一
[2002年12月24日 掲載]


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