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第6回 輸入ビジネスのサポーター
最終回となる今回は、輸入ビジネスを行ううえで頼りになるサポーターについてご紹介します。
【1】 ジェトロ(日本貿易振興機構)
ジェトロには貿易に関する様々な情報やノウハウが蓄積されています。しかも、比較的リーズナブルな金額で会員になることもできますので検討してみるのもいいでしょう。会員になることでジェトロのあらゆる情報とサービスを受けることが可能となりますので輸入ビジネスの大きな支えとなることでしょう。
インターネットに公開されている情報や、出版物、ジェトロセンター及び各種イベントで、ジェトロの職員を通じて情報を入手し、相談してみるということも有益です。
また、ジェトロ以外でもミプロ(財団法人 対日貿易投資交流促進協会)など輸入ビジネスに役立つ情報を提供している組織がありますので、これらのホームページは是非訪れてみてください。
【2】 取引銀行
輸入代金の決済、特にL/C開設銀行としての取引及び資金の調達など、銀行を活用する機会は多いと思います。取引銀行に海外部門や国際部門があれば、そこで、相手先国の実情や取引上の注意点などを、実情を話して相談に乗ってもらうことも可能です。
実際の支払い決済までに、その方法も含めて、情報を提供し、かつ、必要情報の入手方法も含めて、アドバイスを受けることが適切です。外国の現地に事務所や支店などがあると、現地情報や相手先の簡単な調査なども行なってくれることもあります。
なお、取引が外国通貨建てにて行われる場合、為替リスクが発生するケースがありますので為替予約を行ったりするなどリスクヘッジについても取引銀行に相談するとよいでしょう。
【3】 保険会社
海上保険は、通常の国内保険とは異なりますので、取り扱う部門は、銀行同様、海外業務の部門となります。海上保険の基本的な条件やかけ方、相手国に関する基本情報などを提供してもらえることがあります。銀行同様に現地に駐在員事務所があると、同じように現地からの情報を得ることも可能なことが有ります。
輸入ビジネスにおいては国内取引とは違ったリスク(戦争など)がありますので、それらをよく理解し必要な範囲で付保して思わぬ損害を回避することが重要です。
【4】 運送・通関・倉庫業者
国際運送業者は、現地に事務所や提携先があり、現地の輸出者や商品の運送に関わる情報を事前に教えてくれることがあります。また、輸出者が運送業者を指定する場合は、その業者と連絡を取っておくことが何かと便利です。
さらに、輸入商品とその規模に応じて、輸入貨物のコストをあらかじめ、見積り依頼しておくことが必要です。
通関業を兼業している会社は、「通関士」が常駐しています。輸入通関及び関税等に関する相談をすることも可能です。
【5】 コンサルタント
法律事務所、会計事務所、国際ビジネスコンサルタントなどその道のプロフェッショナルが、相手先に応じて、サービスを提供しています。各種機関や情報センター、銀行、保険会社などを通じて、または、インターネットで検索することによって、必要とするコンサルタントを探し出すことも可能です。
以上6回にわたって輸入ビジネスの進め方のポイントについて、そのごく一部を解説してきましたが、基本的なスタンスさえ早期に確立してしまえば、大きな失敗をするリスクは相当減らせると思います。
このコラムをお読みくださった皆様の成功をお祈りいたします。
【引用/参考】
(著書)「輸入ビジネスの始め方・儲け方」 大須賀 祐
公認会計士 藤田博司
[2007年10月26日 掲載]
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